【 FX 】
協調介入の影響もあってか、円相場は、終始、方向感の乏しい展開となりました。昨年の介入後もそうでしたが、介入後の相場は流動性が著しく低下する傾向があります。
介入に関しては、野田財相が、一定水準ではなく過度な変動や無秩序な動きがあった場合に実施するとコメントしていることもあり、相場の方向性を変えるような規模の介入はなさそうです。(推計5,000億円強で予想外に小規模)とはいえ、市場では、80.5円が防衛ラインとの噂もあり、噂先行の難相場となる可能性もありそうです。
他方、利上げが注目される欧州通貨は弱含む展開となっています。ポンドドルに関しては、議事録を受けて利上げ後退懸念からか、急落する展開となっています。予想以上に厳しいかじ取りとなりつつあるのかもしれません。また、ユーロドルに関しても、ソブリンリスク再燃や、FOMCメンバーのQE3に対する消極発言などで上値の重い展開となっているようです。大震災による世界経済への影響の不透明さを考えると、利上げ実施のサプライズより、利上げ見送りのサプライズのほうがインパクトが強くなってくる可能性も多少は意識しておいたほうがいいかもしれません。
【 株 】
日経平均に関しては、リバウンド後に小動きな相場、NYダウは堅調相場となりました。見た感じでは一過性のショック相場のようなチャートになっていますが、日本企業では、大震災の影響で被害が出ている企業や、部品調達が困難で操業停止している企業、計画停電でフル稼働が困難な企業など短中期的な業績を圧迫する不透明要因は決して少なくありません。
また、原発要因の放射線リスクなどの対応もまだまだ不安定要素が大きいだけに、楽観できない状況が続いているといえそうです。そういった意味では、短期的なショック要因(特損など)は3月末決算あたりから、中期的な影響・見通しなどは、早くても6月末の四半期決算あたりから、ようやく判断しはじめられるような感じではないかと思っています。
【 商品 】
金、原油、CRB指数など、高値圏でのもみ合いが続いています。リビア情勢は、欧州に主導権が移り、戦闘が本格化しつつあるようです。原油価格が、レンジ上限で高止まりしているだけに、今後の動向が気になるところです。
(震災について)
今回の大震災のような場合、最も大切なのは、国民の安全を確保することではないかと思います。そういった意味では、今、放射線の影響を最も大きく受けている方々への配慮を最優先にして、政府が迅速に行動してくれることを願うばかりです。
「思想だけがあって感情がなければ、人間性は失われてしまう。必要なのは知識でなく思いやりである。思いやりがなければ残るのは暴力だけである」 チャーリー・チャップリン
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posted by naminari at 04:06|
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相場雑感
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